特徴
主に赤色期〜白色期。
専門医コメント
吸水性があるため、浸出液を伴う湿疹病変に
用法・用量
通常、症状に応じ1日1〜数回、患部に塗擦又は貼付する。
禁忌
重度熱傷又は広範囲熱傷には使用しないこと[酸化亜鉛が創傷部位に付着し、組織修復を遷延させることがある]。
適応
外傷,熱傷,凍傷,湿疹・皮膚炎,肛門そう痒症,白癬,面皰,せつ,ようの収れん・消炎・保護・緩和な防腐、皮膚疾患によるびらん・潰瘍・湿潤面
効果・効能
1). 次記皮膚疾患の収れん・消炎・保護・緩和な防腐:外傷、熱傷、凍傷、湿疹・皮膚炎、肛門そう痒症、白癬、面皰、せつ、よう。
2). その他の皮膚疾患によるびらん・潰瘍・湿潤面。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
その他の副作用
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)過敏症状。
2). 皮膚:(頻度不明)発疹、皮膚刺激感等。
適用上の注意
14.1. 薬剤使用時の注意
眼には使用しないこと。
保管上の注意
室温保存。
組成・性状
3.1 組成
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販売名 有効成分(100g中) 添加剤
亜鉛華軟膏「JG」 日局 酸化亜鉛 20g 流動パラフィン、サラシミツロウ、ソルビタンセスキオレイン酸エステル、白色ワセリン、ジブチルヒドロキシトルエン
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3.2 製剤の性状
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販売名 性状
亜鉛華軟膏「JG」 白色である。
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薬効薬理
18.1 作用機序
皮膚のタンパク質に結合又は吸着して不溶性の沈殿物や被膜を形成し、収れん、消炎、保護並びに緩和な防腐作用を現す。また、毛細血管の透過性を減少させ、血漿の浸出や白血球の遊出を抑制するので炎症を抑える(抗炎症作用)と共に、創面又は潰瘍面などを乾燥させる。