Antaa DI

drug

パンテチン細粒20%「KN」

パンテチン20%細粒

パントテン酸(B5) >>

特徴

  • CoA(コエンザイムA)の前駆物質で、血

専門医コメント

パントシンのみ低下することは稀である。使

用法・用量

パンテチンとして1日30〜180mg、血液疾患、弛緩性便秘には1日300〜600mgを1〜3回に分けて経口投与する。高脂血症には1日600mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

腎機能用量

腎機能正常者と同じ

適応

【共通】①パントテン酸欠乏症の予防及び治療パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給パントテン酸欠乏又は代謝障害による②高脂血症、③ストレプトマイシン及びカナマイシンによる副作用予防及び治療、④急・慢性湿疹、⑤血液疾患のPlt・出血改善など⑥【内服のみ】弛緩性便秘⑦【注射のみ】術後腸管麻痺

効果・効能

1.パントテン酸欠乏症の予防及び治療。

2.パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)。

3.次記疾患のうち、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される場合:高脂血症、弛緩性便秘、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定されるストレプトマイシンによる副作用及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される急性湿疹・慢性湿疹、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される血液疾患の血小板数の改善ならびに出血傾向の改善。

なお、3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

消化器:(頻度不明)下痢・軟便、腹部膨満、嘔吐、食欲不振。

適用上の注意

取扱い上の注意

1.開封後防湿。

2.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

保管上の注意

気密容器。

組成・性状

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品名 パンテチン細粒20%「KN」

成分・含量 1g中、日局パンテチン(脱水物として)200mg含有

添加物 結晶セルロース、トウモロコシデンプン、軽質無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース

性状 白色の細粒剤であって、味はわずかに甘い。

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薬効薬理

パントテン酸欠乏症に用いると共に、高脂質血症にも用いられる。後者の作用に関しては、LDL及びVLDLの異化排泄を促進し、組織リポたん白リパーゼと血中レシチン‐コレステロールアシルトランスフェラーゼ活性を高めてVLDLからのHDL産生を高めることが示されている。また、脂肪酸酸化促進作用や血管壁コレステロール代謝促進作用も有する。

薬物動態

<生物学的同等性試験>

パンテチン細粒50%「KN」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ0.4g(パンテチン200mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中パントテン酸濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.8)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された(添付文書の図、表)。

図 パントテン酸の血漿中濃度推移

<<図省略>>

表 薬物動態パラメータ

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               判定パラメータ                          参考パラメータ

               AUC0→8hr(ng・hr/mL) Cmax(ng/mL)   Tmax(hr) T1/2(hr)

パンテチン細粒50%「KN」 841.99±402.91      275.91±143.46 1.3±0.6  3.1±1.8

標準製剤(細粒剤、50%)  843.04±396.90      286.24±146.35 1.2±0.6  2.5±0.7

(Mean±S.D.、n=16)

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血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

<溶出挙動>

パンテチン細粒20%「KN」は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたパンテチン細粒の溶出規格に適合していることが確認されている。